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クリニックブログ

定期勉強会 〜胸郭〜

2022年10月26日

こんにちは!

今月も定例の勉強会に参加してきました!

今月のテーマは『胸郭』についてです!

まず胸郭とは、胸椎•肋骨•胸骨で構成される籠状の骨格のことを指します。

主に内臓を守ったり、呼吸運動に重要な骨格となります!

この胸郭の動きが悪くなってしまうと、腰椎(腰の背骨)の動きで動作を代償してしまったり、肩甲帯(鎖骨や肩甲骨)の可動性の低下やアライメント不良が起きやすくなります。

そうなると腰や肩の痛みが起きやすくなってしまいます。

今回の勉強会では胸椎や肩甲帯の細かい動きの評価や、動かし方を学ぶことができました!

今回学んだことを日々の臨床に活かせるように自己研鑽を続けていきます!!

勉強会 肩関節〜結帯動作〜

2022年09月28日

こんにちは!

今月も定例の勉強会に参加してきました!

今回のテーマは肩関節の『結帯動作』に対する理学療法についてです!

まず、結帯動作とは背中に手を回す動きの事を言います。着物を着る際に帯を締める動作から名付けられました。

結帯動作では肩関節の『内旋』(内側に捻る動き)の可動域が重要となります。

しかし、肩の疾患を患っている場合、この内旋動作に制限がみられたり、動作時痛などが起こることが非常に多いです。

可動域制限の原因は様々ありますが、関節を包んでくれている『関節包』や『靭帯』が原因の1つとして挙げられます。

今回はこれらの組織に対するアプローチの方法を学ぶことができました!

これからも皆様に適切なリハビリを提供できるよう、自己研鑽を続けて参ります!

勉強会〜足関節について〜

2022年09月02日

こんにちは!

今回も検温やマスク着用など感染対策を行なったなか、勉強会に参加してきました!

今回の内容は、以前に投稿した足関節の続きでした。

前回は触診がメインでしたが、今回は足部のアライメント(骨の位置や姿勢)に合わせたアプローチの選択について学ぶことができました!!

足部のアライメント不良で代表的なものは『扁平足』や『外反母趾』などが挙げられます!

同じ足部の痛みでも原因は様々であるため、患者様にとって最適な治療を選択する必要があります。

これからどんどん涼しくなり、外で運動をしやすい季節に移ります。

最初は少しの違和感や痛みでも、どんどん悪化する可能性があります!

少しでも症状を感じたらお気軽に当院にお越しください!

脚が攣る際の対処法②

2022年08月23日

こんにちは!

前回は脚が攣ってしまう原因について投稿をさせて頂きました!

今回はそれを踏まえた上で予防や応急処置についてお話をしていきます!

【予防方法】

ストレッチを習慣付ける

 太ももやふくらはぎのストレッチが効果的です。

 過去の投稿にストレッチのやり方を説明した動画があるので是非参考にしてみて下さい!

こまめな水分•ミネラル補給を心がける

 水だけではミネラルが不足してしまいます。

 特に運動時はスポーツドリンクや経口補水液がオススメです!

しっかり入浴する

 入浴をすることで、全身の血行が良くなることで筋肉がほぐれます。また、老廃物の排出などが見込めます!

 しかし、脱水状態になりやすいため、水分補給は忘れずに!!

食生活に気をつける

 ミネラルが良く含まれている食材を摂取しましょう!

 『トマト』『バナナ』『納豆』『アーモンド』『乳製品』など

   ※ミネラル =ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム

 また、筋疲労の回復に役立つビタミンB1やタウリンも摂取すると良いです!

 『赤身肉』『ほうれん草』など

長時間同じ姿勢は避ける

 1日中座りっぱなしor立ちっぱなしが続くと、血流が滞り疲労が溜まりやすくなります。

 膝を伸ばしたまま足首をパタパタさせるだけでも血流が良くなります!

疲れにくい靴を選ぶ

 ヒールや疲れやすい靴はふくらはぎの筋肉への負担が大きく脚が攣りやすくなります。ヒールで出掛けなければいけない時は、ミネラルを多めに摂取する様に心掛けましょう!

【応急処置】

ゆっくり伸ばす

 写真の様にゆっくりと筋肉を伸張させていきます。

 急に伸ばさず、ゆっくりと行いましょう!

 最初は膝を軽く曲げた状態で痛みがなければ徐々に膝を伸ばしていきましょう。

温める

 タオルで患部を巻き、冷えないようにします!

 余裕があれば、お湯や蒸しタオルを使うと尚良いです!

ふくらはぎのマッサージ

 全体をほぐすように優しくマッサージしてください。

 強くほぐすと翌日揉み返しの可能性があるため注意が必要です!

今年もまだまだ暑い日が続きます!

セルフケアをしっかり行い体調に気をつけてお過ごしください!

脚が攣る際の対処法①(こむら返り)

2022年08月20日

こんにちは!

今年も夏の甲子園が開催され、連日熱闘が繰り広げられています!

毎年甲子園だけに限らず、地方予選などでも選手の脚が攣ってしまい試合が一時中断してしまう光景が良く見られます。

当院の患者様でも夜に脚が攣りやすいなどの相談を頂くことが多いです。

そんな中、今回は特に多いふくらはぎが攣る原因や対処法をお伝えします!

前半はふくらはぎが攣ってしまう原因についてです!

【脚が攣ってしまう原因】

まずはじめに、筋肉が攣っている状態は、神経から筋肉が伸び縮みする命令が上手く伝わらず強く縮んだまま動かせなくなっている状態です。

代表的な原因には以下が挙げられます!

脱水状態(水分•ミネラル不足)

 脱水状態に陥ると水分やミネラルのバランスが崩れ攣りやすくなります。

 また、睡眠時は多く汗をかくため、脱水になりやすい傾向にあり、攣りやすくなってしまいます。

筋肉が冷えている

 ふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、全身の血行を巡らせる役割があります!

 筋肉が冷えると血行が滞ってしまい、凝り固まります。そうなると常時緊張状態となり、筋肉の収縮に必要な栄養素が届かなくなってしまいます。

肉体疲労

 過度の運動や労働を行うと乳酸が多く溜まります。

 乳酸が溜まると腱の伸張を制御する機能が低下します。そうして、異常な伸張を感知した身体がふくらはぎを急激に収縮させるため攣ってしまいます。

疾患による症状

 ○すねが攣ることが多い場合

 腰部椎間板症や腰部脊柱管狭窄症など、神経に異常が起きた場合に起こることが多いです。

 ○首など上半身が攣ることが多い場合

 糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞などの病気が原因となることがあります。

次回は応急処置や予防法などをお伝えします!

まだまだ猛暑が続きます。熱中症など体調不良に気をつけてお過ごしください!