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クリニックブログ

東京2025 世界陸上

2025年10月29日

こんにちは!

理学療法士の尾又です。

先日、東京2025世界陸上にトレーナーとして参加してきました。今回の役割は男子マラソンのコース中の救護所での救護活動でした。

私自身学生時代に陸上競技をしていました。今回東京で世界陸上が開催されると知ってから、絶対に世界陸上に携わりたいと思っていたので、今回少しではありますが、大会に携われた事はとても嬉しかったです。
トップレベルの走りを間近でみられた事は今後の治療にもいきてくると思います。
これからもより良い治療を提供できるように頑張ります。

勉強会参加報告

2025年08月23日

こんにちは!

理学療法士の鳥居です!

先日『第17回日本肩関節理学療法研究会』に参加してきました!

最新の知見を踏まえたお話や経験が豊富な先生方の臨床に対する考え方を聞くことができ、とても充実した二日間を過ごすことができました!!

今回学べた内容を少しでも多く患者様に還元できるよう自己研磨していきます。

定期勉強会

2025年07月28日

こんにちは!

理学療法士の若山です!

今回の勉強のテーマは前回の続きで「荷重時での股関節の痛み」と「肩関節の可動域制限」でした。

前回は股関節のローテーターカフである閉鎖筋群、双子筋群と小臀筋を学びましたが、今回は腸腰筋を勉強をしました。

腸腰筋は下位胸椎と腰椎から始まっています。そのため多裂筋の運動療法を行う事で腰椎の固定性が上がり腸腰筋の出力も上がる事を学びました。

肩関節の可動域制限では、肩甲帯と肩甲上腕関節をしっかり見る事が重要と学びました。基本的には肩甲骨が60°上方回旋で肩甲上腕関節が120°で合計180°となり、挙上時にどちらが不足しているか評価する重要性を学べました。

今回学んだ事を今後の臨床で活かせれるように頑張っていきたいと思いました。

定期勉強会

2025年07月02日

こんにちは!

理学療法士の若山です!

今回の勉強会のテーマは「股関節動作時に起こる殿部痛について」でした!

股関節疾患では変形性股関節症、インピンジメント症候群、股関節周囲炎などが代表的です。

勉強会では股関節を解剖学的視点からアプローチする重要性を学びました。股関節の体操で骨頭を求心位に保持する筋肉として外旋六筋があげられ、特に梨状筋トレーニング(クラムシェルなど)が代表的だと知られています。

しかし、今回は大腿骨頭を求心位に保持する筋肉は実は関節包に付着する筋肉であり、その筋肉は、腸腰筋、外・内閉鎖筋、小臀筋、上・下双子筋であるとを学びました。

今回は主に小臀筋、閉鎖筋群の評価やトレーニングに着目しましたが、勉強会で学べた事を臨床で活かせるよう頑張りたいと思います!

定期勉強会

2025年05月27日

こんにちは!

理学療法士の若山です!

今回の勉強会のテーマは『ACL術後(STG法)のリハビリ』と『痺れ主体の胸郭出口症候群』でした。

はじめにACL(前十字靭帯)の手術において、主にSTG法とBTB法の二種類あり、STG法が多いと言われています。STは英語で半腱様筋腱、Gは薄筋腱の意味合いでそれぞれの腱から前十字靭帯を再建する術法のことを示します。BTB法は膝蓋腱の意味合いで膝蓋腱から前十字靭帯を再建するまた違う術法となります。

リハビリでは術後1ヶ月半〜2ヶ月を目標として完全可動域の獲得を目指すことが重要であり、今回はそれに対するリハビリを学べました。具体的にはまず背臥位での静的アライメントの視診で、多いと言われているのが術側の股関節外転と下腿外旋への偏位であるため、下肢の内転・内旋誘導へ促しニュートラルなポジション(解剖学的肢位)の獲得と膝蓋骨(膝のお皿)の動きを確認する;左右上下の動作の確認。中でも膝蓋骨の上への動作が鈍くなりやすく、これは膝蓋骨の上部組織(大腿四頭筋や脂肪体など)を線維化するためであり、術後は膝関節の完全伸展が常にできるよう維持したいため、確認の重要性を認識しました。膝関節の可動域を出すに当たって、中には患者さんの防御性収縮をきたすため、下肢の把持面積や支持基底面を広くし安定性を高める必要性があると学び、また1b抑制をかけながら可動域を出すとより良いと学べました。

胸郭出口症候群は主に3つの分類を分けられており、『斜角筋症候群』、『肋鎖症候群』、『小胸筋症候群』であり圧迫型か牽引型でまたアプローチが違うと学びました。今回の勉強会では斜角筋の触診、肩甲骨の評価・動作の獲得まで行いました。動作の獲得においては肩甲骨の上方回旋・下方回旋をしっかり出すことが重要で、正しく前鋸筋の筋の走行に合わせて動かす重要性を学ことができました。

今回の勉強会で学んだことを今後のリハビリで活かせるように頑張っていきたいと思います。