当院の様子
医療機器のご紹介
一般撮影装置
一般撮影装置はX線を使用して胸部、骨、関節の写真撮影を行います。当院では自在なポジショニングが可能な天井壮行式X線管懸垂器を使用し、上下移動の範囲も多く、臥位/立位と用途に合ったポジションでの撮影が可能となっています。また、DR(デジタルラジオグラフィ)システムを取り入れているため、現像時間が無く素早く診断できます。
骨密度測定装置
X線を利用して骨の密度を測定します。骨粗鬆症の診断に必要です。脊椎や大腿骨の骨折で寝たきりにならないためにも定期的な検査をお勧めします。当院では腰椎および大腿骨での計測が可能で、相関の精度も高く、測定1部位は最短で30秒で可能となっています。X線の線量も胸部レントゲンの約1/7で安全に検査が行えます。
超音波診断装置
従来の超音波検査は腹部などの深い部位の検査、妊婦検査や内科での心臓や肝臓などの診断に利用されてきました。近年、超音波プローブの進歩により、高周波数化が可能となり、より体表に近い浅い部位の画像が鮮明化されました。これまでに超音波検査では見えなかった運動器構成体(筋肉、腱、靭帯、軟骨など)が高い解像度で手軽に、リアルタイムに観察できるようになりました。当院でも靭帯損傷などの外傷だけではなく、リウマチ性疾患の滑膜炎やその活動性などを微細な血流(パワードプラ法)を評価することが可能となっています。