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クリニックブログ

定期勉強会

2023年08月28日

こんにちは!

今回も定例の勉強会に参加しました。

今回の勉強会では特別講師として、K studio代表の熊谷先生にお越しいただきました!

熊谷先生は現在、『積水化学女子陸上競技部』『富士通陸上競技部』などの実業団や、大学の陸上競技部のトレーナーをメインに活動されています。

実際にランニングを行う際に膝が痛くなってしまう症例をもとに、問題点の考え方や評価方法、それに伴う治療展開まで教えて頂くことができました!

上井草にも、ランニングやジョギング愛好者が多いです。地域の皆様が痛みなく走れるよう、今回教えていただいた内容をしっかり復習して日々の臨床に活かせるようにしていきたいです!

院外活動

2023年08月08日

先日、小学生サッカーのキャンプにトレーナーとして行ってきました。

気温が高く、熱中症に気をつけながら頑張りました。
休憩時の水分補給はもちろんのこと体重測定やコートにプールを用意するなど、熱中症対策にとても力を入れていました。
大人でも辛い暑さでしたが、炎天下のなかでも、全力で頑張る子供達をみると元気をもらえました。

このような機会があれば今後もぜひ参加していきたいです。

みなさんも、暑い日が続くため、スポーツに限らず水分補給を忘れずに楽しい夏を過ごしてください!!

富士山の見えるコートで行いました!

成長期に多いスポーツ障害 シンスプリント

2023年07月10日

①シンスプリントとは

 シンスプリントは、「脛骨過労性骨膜炎」とも呼ばれます。

症状は、足のすねの内側に痛みが出現します。

中高生の成長期に発症することが多い障害であり、特に陸上選手やサッカー選手、バスケットボール選手など、走ることが多い競技での受傷が多いです。

②原因

 ランニングの量が多すぎたり、ランニングフォームが悪いと、すねの骨に繋がっている骨膜に過剰な負荷がかかることで起こります。

その他にも

 扁平足や回内足など、『アライメントの問題』

 足関節の『可動域の問題』

 体幹や下肢の『筋力の問題』

 クッション性の悪いシューズ、固いグランドや平坦ではない道など『環境面の問題』

 などが挙げられます。

③治療

〜急性期〜

まずは運動量の制限から始めます。

痛みが強い場合は患部の安静。炎症を抑えるためアイシングなどを行います。

リハビリでは、炎症を抑えるために超音波治療などの物理療法を行います。

〜慢性期〜

 痛みに応じながら、足関節周囲や足裏の筋肉に対してストレッチやトレーニングを行います。

また、靴の指導や足底板の作成をすることもあります。

↑ふくらはぎのストレッチ

↑足関節周囲筋のトレーニング

最後に、シンスプリントとよく似ている症状として、「疲労骨折」が挙げられます。

この2つの疾患は初期段階が類似していますが、治療法が異なります!

すねの痛み=シンスプリントと自身で判断せず、医療機関への受診を勧めます!!

足関節捻挫 (足首の捻挫)

2023年05月30日

こんにちわ!

今回は足首の捻挫についてお話させて頂きます!!

よく耳にする『捻挫』という言葉ですが、実は疾患名ではありません。

捻挫=靱帯損傷であり、甘く見ていたけど実は重症だったというケースも多いです!

⦅足関節の構造⦆

 足関節は大きく分けて「距腿関節」「距踵関節」といった2つの関節で構造されています。

 距腿関節の側方には「外果(外くるぶし)」「内果(内くるぶし)」が存在し、そこに「外側側副靭帯」「内側側副靱帯」が付着しています。

内側に比べて外側の靭帯は発達していないため、内反方向への制動が不十分になりやすいです。そのため、内側に足を捻る内反捻挫の方が受傷しやすいといわれています。

⦅外側側副靱帯の構造⦆

 外側側副靱帯は以下の3つから構成されています。

 ①前距腓靱帯 厚さ:約2mm

 ②踵腓靱帯  厚さ:約6mm

 ③後距腓靭帯 厚さ:約6mm

 上記の通り前距腓靱帯が解剖学的に最も脆弱な靱帯です。

 そのため捻挫の中では前距腓靱帯が最も多いと言われています!

⦅応急処置⦆

 足首を捻ってしまったら、まずRICE処置を行いましょう!

 

ただの捻挫だと思っていても、骨折や靱帯断裂など重症である可能性も十分あります。

応急処置が完了したら、医療機関への早急な受診をお勧めします!

もっと詳しい捻挫の病態や治療•リハビリ方法は当院ホームページで院長がわかりやすく記載してくださっています!

「menu→診療案内→スポーツ外傷/障害」で見られるのでぜひご一読ください!!

 

トレーナー育成セミナー④

2023年05月10日

こんにちは。

第4回トレーナー育成セミナーに参加してきました!

今回のテーマは、「腰痛」でした。

腰痛への病態・評価・治療について学びました。

そのなかで興味深かった内容をお伝えしようと思います。

腰痛は、年齢問わずに悩みを抱えてる方が多いと思います。

腰痛を引き起こす要因のひとつとして「内臓疲労・自律神経の乱れ」が挙げられます。

内臓疲労や自律神経の乱れにより、腰部の血流が悪くなり腰痛に繋がります。

バランスの悪い食事や睡眠不足、過度なストレスは内臓疲労や自律神経の乱れを引き起こします。

そのため、規則正しい生活を送ることで痛みが改善されることも多いようです。

新年度がはじまり1ヶ月が経ち、疲れが溜まってくる時期です。

規則正しい生活を心がけ、腰痛に限らず、体調に気をつけていきましょう!

単に腰痛といっても椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症によるものなどたくさんの種類があります。

まずは腰痛の原因を明らかにし、治療していくことが大切になります。

ぜひ、困ったことがあれば当院にお越しください。