物理療法の紹介その3
2020年01月15日
こんにちは!
今回は物理療法の中から超音波について説明させて頂ければと思います!
超音波治療器の特長は、微細な振動を深さ数cmもの深いところまで与える事が可能です。例えば、筋肉が絶えず収縮した状態になり、毛細血管を圧迫して血流が停滞します。すると、細胞からの老廃物の排出がうまくいかなくなり、疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。超音波治療器は、温熱や振動により血管拡張効果をもたらします。また、神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。患部によって2種類の大きさを使い分けることでより効果を生み出しています。中には振動の間隔を変化させることで、温熱効果・非温熱効果の施術が可能となっています。
温熱効果としては、
◯循環を改善させて疼痛の緩和、◯組織の伸展性改善、◯筋スパズムの軽減 など
非温熱効果としては、
◯骨癒合の促進効果◯皮膚組織の修復効果◯炎症組織の治癒促進などを目的として使用されます。
写真は肘関節周囲に対して超音波を照射しています!