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クリニックブログ

物理療法の紹介その4!

2020年02月15日

こんにちは!

今回は当院にある、物理療法の中から牽引機についてご紹介したいと思います!

牽引療法の目的は、首や腰を引っ張ることにより、狭くなった背骨の隙間を広げ、骨同士の圧迫を軽減させたり、ずれを矯正したりすることです。

脊椎(背骨)は頚椎(首の骨)から尾骨まで約30個の骨が重なってできています。骨は労働や年齢、ケガのために変形したり、骨と骨の間の椎間板が突出したり(椎間板ヘルニア)してきます。この変形した骨や椎間板が脊髄や末梢神経に触れると、体の一部に痛みや痺れ、麻痺などが起こりはじめます。頚椎や腰椎はこの変化が最も起こりやすい場所となっております。

背骨を伸ばすことにより椎間板や関節への負担が軽減され、背骨周辺のこわばった筋肉の緊張が和らぎ、靭帯の血流改善・神経痛にも効果があります。腰の筋のストレッチや手技的な効果もあり、心身のリラックスも図れます。
牽引は椅子に座った姿勢(股関節と膝関節を直角に曲げた状態)で、10分程度断続的に行います。牽引する力は15~30kg前後(体重の1/3)が目安となっております。

当院では首と腰の両方が設置されています。違和感、痛みなど感じられましたら1度足を運んで見て下さい( ◡̈)ง

👇👇写真は腰の牽引を行っています!!

開院1周年!

2020年02月07日

こんにちは!

令和2年2月1日、当院は、無事に開院1周年を迎えることが出来ました㊗️

これもひとえに、当院をご利用いただいた皆様、地域の皆様、関係者の皆様のおかげと、心より感謝しております。この1年間、不慣れなために、手際よくご誘導できず長くお待たせをしたことや、不快な思いをお与えしたこともあったと思います。しかし、皆様が温かく見守ってくださったおかげで、徐々に整形外科クリニックらしく成長できているように思います。

まだまだ、発展途上ではありますが、これからも沢山の患者様に寄り添って行けるよう、努力を重ねてまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。春にかけて共に働くスタッフも増えるので、初心を忘れず、皆様を支えられる存在となれるよう日々精進してまいります。

勉強会について!

2020年01月31日

こんにちは。

今回の内容は勉強会についてです!

月に1度、母校の先輩方が私たち後輩に現場で困っていることや新しい技術について指導頂いています。その学んだ内容について紹介していきたいと思います!

今回の内容が「肩関節周囲炎」についてです。当院にも“腕が上がらなくなったり、上げると痛みが出てきてしまう”という方がたくさん来院されます。肩関節周囲炎とは中年以降、特に50歳代に多く見られます。関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。肩関節の動きを良くする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が硬くなるとさらに動きが悪くなります。(拘縮肩・凍結肩)

そういった方々にリハビリとしましては、肩甲骨周囲に付着している筋肉の柔軟性向上・トレーニング、姿勢の改善、セルフexなどを指導させて頂いています。今回の勉強会では主に姿勢について学んできました!姿勢が悪くなるだけでも肩関節にストレスを与えたり、腕が上がりにくくなったりしてしまいます。

また、リハビリに関して悪化してしまうと長期化してしまう場合もあるため早めの診察・ケアをしていく必要があります。当院ではそういった方々に対するリハビリを実施しておりますので、違和感・痛みを感じた方はまず診察にてチェックしてみて下さい!

院外活動について!

2020年01月22日

こんにちは。

今回のブログは久しぶりの院外活動となっております!今回は200〜300名ほどの高校球児に対して、スポラボが作成した発症予測のチェックと、パフォーマンスチェックを実施して参りました。(スパラボとは科学的知見に基づき、新しいスポーツ障害予防法を作り上げ、アスリートを“支える”立場からスポーツ界に貢献することを目指す団体のことです。)

今回で6回目の実施になるそうですが、私は初参加でした。高校球児1人1人に対して“フィジカルチェックとパフォーマンスチェック”をさせて頂きました。
基本的には全身状態をチェックし、1人1人に足りない部分に対してトレーニング方法を指導するという流れでした。球児の他にもたくさんのトレーナーさんも参加しており、とても良い経験となりました!

今回の活動でパフォーマンスup以外にも障害を予防する大切さも学びました。スポーツをされている方々さまざまおられますが、身体に違和感や自分ののパフォーマンスにお悩みの方がおられましたら、1度クリニックに足をお運び下さい!!

物理療法の紹介その3

2020年01月15日

こんにちは!

今回は物理療法の中から超音波について説明させて頂ければと思います!

     超音波治療器の特長は、微細な振動を深さ数cmもの深いところまで与える事が可能です。例えば、筋肉が絶えず収縮した状態になり、毛細血管を圧迫して血流が停滞します。すると、細胞からの老廃物の排出がうまくいかなくなり、疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。超音波治療器は、温熱や振動により血管拡張効果をもたらします。また、神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。患部によって2種類の大きさを使い分けることでより効果を生み出しています。中には振動の間隔を変化させることで、温熱効果・非温熱効果の施術が可能となっています。

温熱効果としては、

◯循環を改善させて疼痛の緩和、◯組織の伸展性改善、◯筋スパズムの軽減 など
非温熱効果としては、
◯骨癒合の促進効果◯皮膚組織の修復効果◯炎症組織の治癒促進などを目的として使用されます。
写真は肘関節周囲に対して超音波を照射しています!