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クリニックブログ

転倒予防について②

2022年03月22日

こんにちは!

今回は転倒予防に効果のある筋力トレーニングを2つお伝えします!!

歩行速度が低下すると転倒リスクが高くなると言われています。今から行う2つの筋肉は歩行速度や安定性に多く関わる筋肉です。

○お尻の筋肉

お尻にある筋肉は立ち座りの動作や歩行時のバランスを保つ役割があります!

また骨盤の安定性にも関与しているため、鍛える事で腰痛の予防にもなります!

○ふくらはぎの筋肉

ふくらはぎにある筋肉は歩行時に地面を蹴る役割があります!

この筋肉が衰えてくると、先程話した歩行速度の低下に繋がってしまいます!

今回紹介したトレーニングは10回を1セットとして1日3セット行ってください!

負荷が強いと感じたり痛みが生じた場合は『無理をせず』休憩を挟みながらやってみてください!!

転倒予防について①

2022年03月13日

こんにちは!

今回から転倒予防についての話をさせて頂きます!

まずは転倒と関係が深い骨折から話していきます!

○高齢者に多い骨折

脊椎圧迫骨折 (背中)

 尻もちをついた際に起こりやすいです。症状には個人差があり、痛みがほとんど無い時もあります。

上腕骨近位端骨折 (腕の付け根)

 転倒した際に肩を打った場合や、肘や手をついた際に起こりやすいです。

橈骨遠位端骨折 (手首の骨折)

 転倒した際に手をつくと起こりやすいです

大腿骨頚部骨折 (脚の付け根)

 尻もちをついた際に起こりやすいです。特にお尻の筋肉や脂肪が少ない方はリスクが高くなります。

○なぜ高齢になると骨折しやすい??

①骨粗鬆症の影響

骨粗鬆症により、骨自体の強度が低下し骨折のリスクが高まります。

特に女性の方は、閉経により骨の代謝に関わる女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下するため、男性と比べて発症率が高いといわれています。

②筋力の低下

人間の筋肉量は加齢につれて減少していきます。

太ももを持ち上げる動作や膝を伸ばす際に使われる太ももの前の筋肉が減りやすいです。そうなると歩行時につまずきやすくなったり、ふらつきやすくなります。

○骨粗鬆症の予防•対策

食生活

『カルシウム』『たんぱく質』『ビタミンD』の摂取を心掛けましょう!

たんぱく質は骨を構成し、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます!!

②日光浴

上記で話した『ビタミンD』は日光に当たる事で身体の中で生成できます!

夏は日陰でも良いので30分、冬は1時間が目安です!

適度な運動

骨の強度や再生能力を強化するには、運動刺激が必要となります。

また、運動を行う事で筋力とバランス力が鍛えられ、転倒予防にも繋がります!

詳しい運動のやり方は次回お話させて頂ければと思います!!