勉強会について!
2020年03月01日
こんにちは!
今回の内容は勉強会についてです。
毎月行われる勉強会に行ってまいりました!先月に引き続き、内容は肩関節(拘縮肩・周囲炎)についてでした。肩関節拘縮では自力で動かくことが困難になり、徐々に対側の腕を使っても肩を動かすことが困難になってきます。この硬くなる過程には3段階に分けられます。
・炎症期
炎症期には肩の痛みはゆっくり強くなります。夜間痛・動作時痛などの痛みが強くなるとともに動く範囲も狭くなってきます。炎症期は通常4週から6週程度続きます。
・拘縮期
肩の痛みが少し和らいできます。しかし肩が動きにくいままで発症後3ヶ月から6ヶ月を拘縮期と呼び日常生活動作に不自由を感じます。
・回復期
回復期では肩の動きが少しづつ改善してきます。元通りかそれに近くまで回復するには運動療法を実施しても6ヶ月から長い方だと2年程度かかると言われています。
※個人差は大きく、上記の期間はあくまでも文献から参照した期間となります。
勉強会では、腕が上がらない理由に対して
゛何が制限して動作を妨げているのか゛
゛痛みを発している因子゛
について詳しく教えて頂きました。
当院にも肩まわりの痛みで来院される患者様がたくさんおられます。そういった方々に対し、微力ながらも早く可動域・痛みが回復するように努めて参ります。