勉強について
2021年11月24日
こんにちは!
今月も感染対策に十分配慮し、月に1度の勉強会に参加させて頂きました!
今回の内容は『頚部の疼痛』についてでした。
頚部痛が引き起こされる要因には様々なものがありますが、なかでも身体のアライメント(姿勢)不良が要因となり引き起こされる頚部痛が多いと言われています。
アライメント不良による頚部の痛みには“頚椎アライメント”が原因のもの、鎖骨・肩甲骨から構成される“肩甲帯アライメント”が原因のものがあります。
これらの原因を評価で抽出していくことで効率的なリハビリテーションを行うことができます。
その中で今回は肩甲帯アライメントについてお話させて頂きたいと思います。
肩甲帯のアライメント不良になってる方の姿勢で代表的なものは、猫背や巻き肩などが挙げられます。
胸椎が後弯し背中が丸くなることで、肩甲骨が外側へ移動し、肩や頭部が前方へ行きやすくなってしまいます。本来頭の重さは骨構造(頚椎)と筋肉で支えているのですが、上記のような姿勢になると筋肉で支える重さの割合が多くなり筋肉への負荷が増えてしまいます。
また頭部が前方位の姿勢が長く続くとストレートネックになりやすくなってしまいます。
肩甲帯のアライメント不良は、デスクワークなど長時間下を向いて作業を続ける方に起きやすいです。
予防としては長時間同じ姿勢になるのを避けたり、肩甲骨のセルフエクササイズを頻繁に行うなどして予防していくことが重要となります!