勉強会に参加してきました!
2021年05月29日
勉強会の内容は”肩関節について”でした。
肩関節は何度か勉強会を開いていただいているのですが、毎回頭を悩ませる関節の1つです。
肩関節は、上腕骨頭が関節窩の中を回るように動くことによって機能しますが、他の関節と比較し接触が浅く不安定なので、関節唇と呼ばれる軟部組織や、多くの筋肉や靭帯によって支えられています。
日頃の運動不足や仕事などで同一姿勢が長時間続くことで、姿勢が悪くなり、骨盤や胸、背骨の動きが無意識のうちに低下することから痛み、可動域制限が始まります。胸や肩甲骨が動かない分、退行性のある肩関節自体に些細な日常生活動作でも過剰な負担がかかり、痛みも生じ、肩の動きを抑えようとして肩関節周囲筋の緊張が起こり、可動域制限をきたすものと考えられます。
治療方法としては
・投薬、注射・・・炎症を早期に取り除く必要があります
・理学療法・・・筋緊張のある肩関節周囲筋や腱の癒着などを取り除く運動療法が必要となってきます。
5月から新人理学療法士も免許が届き、患者様と接する機会が増えるためより早く基礎を身に付けていけるように努力していきたいと思います。