脚が攣る際の対処法①(こむら返り)
2022年08月20日
こんにちは!
今年も夏の甲子園が開催され、連日熱闘が繰り広げられています!
毎年甲子園だけに限らず、地方予選などでも選手の脚が攣ってしまい試合が一時中断してしまう光景が良く見られます。
当院の患者様でも夜に脚が攣りやすいなどの相談を頂くことが多いです。
そんな中、今回は特に多いふくらはぎが攣る原因や対処法をお伝えします!
前半はふくらはぎが攣ってしまう原因についてです!
【脚が攣ってしまう原因】
まずはじめに、筋肉が攣っている状態は、神経から筋肉が伸び縮みする命令が上手く伝わらず強く縮んだまま動かせなくなっている状態です。
代表的な原因には以下が挙げられます!
①脱水状態(水分•ミネラル不足)
脱水状態に陥ると水分やミネラルのバランスが崩れ攣りやすくなります。
また、睡眠時は多く汗をかくため、脱水になりやすい傾向にあり、攣りやすくなってしまいます。
②筋肉が冷えている
ふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、全身の血行を巡らせる役割があります!
筋肉が冷えると血行が滞ってしまい、凝り固まります。そうなると常時緊張状態となり、筋肉の収縮に必要な栄養素が届かなくなってしまいます。
③肉体疲労
過度の運動や労働を行うと乳酸が多く溜まります。
乳酸が溜まると腱の伸張を制御する機能が低下します。そうして、異常な伸張を感知した身体がふくらはぎを急激に収縮させるため攣ってしまいます。
④疾患による症状
○すねが攣ることが多い場合
腰部椎間板症や腰部脊柱管狭窄症など、神経に異常が起きた場合に起こることが多いです。
○首など上半身が攣ることが多い場合
糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞などの病気が原因となることがあります。
次回は応急処置や予防法などをお伝えします!
まだまだ猛暑が続きます。熱中症など体調不良に気をつけてお過ごしください!